ブログを上位表示させるためにタイトルが重要です!というのは、多分誰に聞いても同意してくれるはずです。
私個人的には、検索順位を決めるアルゴリズムの中でタイトルの比重が大きすぎのような気もしますが、検索ユーザーが検索結果画面で最初に見るのはタイトルです。
それが変わらない限り、タイトルは今後も重要であり続けると思います。
となると、タイトル付けの考え方についての思想をしっかりと持っておくのは非常に大事なことになりますよね。
ということで、この記事ではあべぞう流の『トレンドブログ記事を検索上位にするタイトル付けの方法』を暴露しちゃいます。
私自身、ここで説明する一致率の意識を持つようになって、タイトル付けのレベルが上がったと感じています。
とはいえ、トレンドブログで爆発を狙っているような時に考えた内容なので、あまり一般化は出来ていないかもしれません。
トレンドブログに取り組んでいて、タイトル付けがなかなか上達しないと感じているどなたか一人に刺されば、それでよしと考えています。
タイトル付けの基本は質問との一致率!
タイトル付けの基本は質問との一致率!って、いきなり言われても意味がわかりませんよね。
質問って何?
一致率って何?
と分からないことだらけです。
具体的な例を出して説明していきます。
下の図を見てください。
わろてんかとは、過去のNHK朝ドラのことですね。
葵わかなさんがヒロインを演じましたが、視聴率が低くて『誰この子』状態だったという噂もあります。^^;
そのドラマのヒロインの名前を調べたくなった時に、検索ユーザーが何を行うかを図式化したものです。
葵わかなさんの画像はこちら!
今日はとあるロケで大阪へ。。
BKにお邪魔しちゃったぞ!
なんかまだあんまり久しぶりじゃなかった😂
でもやっぱり懐かしくて嬉しかった〜わろてんか、まだちょっとあったぞ〜😻 pic.twitter.com/DLfH8VqRAq
— 葵わかな (@AoiWakana0630) 2018年7月9日
検索ユーザーは何か疑問を持った時に、まず頭の中に漠然とした質問を思い浮かべるでしょう。
「わろてんかのヒロイン、可愛いじゃん、何ていう名前なんだろうなー?」
この時点では文章化されていないフワッとしたイメージであると仮定します。
ユーザーは、それを無意識的に質問の文章に修正して、その文章からキーワード化して検索窓に入力するはずです。
実際に検索窓に入れるのは、
『わろてんか ヒロイン 誰』
の3語ではないでしょうか。
それをヤホーの検索窓に入れた結果が、以下のようになったとします。
※あくまでも仮想の検索結果です。
検索1位にはおそらくNHKの公式サイトがくるでしょう。
いや、くるでしょうではなくて来て欲しい。
公式サイトにヒロインの名前が載っていることは確実なのですが、検索ユーザーは『探すのが面倒くさいなー』と感じているかもしれません。
検索2位はトレンドブログAが入ったとします。
『わろてんかのヒロインが可愛くて話題!』のようなタイトルはよく見かけます。
ただ、このタイトルを見た検索ユーザーは、『可愛いのは知ってるよ。だから検索したんだもん。』と思うのではないでしょうか。
検索3位はあなたのトレンドブログBです。
先ほど説明した検索ユーザーの頭の中に浮かんだ質問をバッチリと再現しています。
このタイトルを読んだ検索ユーザーは、自分の脳内に浮かんでいる質問が目に入ってきたら直感的に『これだ!』とクリックしてしまうのではないでしょうか。
検索ユーザーの頭に浮かんだ質問を記事タイトルがバッチリと再現している事を
『質問とタイトルの一致率が高い』
とそれっぽく表現しました。
図で一致度度合いを示すと以下のようになります。
ユーザーの質問とトレンドブログBのタイトルは一致の度合い、つまり一致率が非常に高いのです。
ここであべぞう流の仮説としては、『検索ユーザーは出来るだけ頭を使いたくないので、検索ユーザーの質問とタイトルの一致率が非常に高いと直感的にこれだ!と思うのではないか』と考えました。
そしてその仮説をタイトルに反映させる時には、『検索ユーザーの頭に浮かんだ質問を可能な限り忠実に再現したタイトルを付ける事を目指す』ようにすれば良いでしょう。
以下の図式になります。
私はこの考えに基づいてタイトルを付けるようになってから、確実に爆発の確率が上がりました!
具体的な例として、わろてんかのヒロインの名前を知りたいケースを出しましたが、昨今のグーグルの傾向からすると、検索結果に直接名前が表示される方向ですので、その辺りはご注意ください。
一致率だけを優先させないように注意する
しかし、一致率にこだわりすぎると変なタイトルになってしまう時があります。
例えばこんな例です。
葵わかなの中学高校はどこ?彼氏は誰?かわいい画像や動画はある?
タイトルが3つに分かれている、いわゆる3トピックの状態です。
このような3トピックはあまり好ましくないと考えます。
その理由は以下のとおりです。
- 検索者が同時に3つのトピックを理解するのは大変
- くどい印象がある
- 一つ一つの内容が薄いイメージを与える
また、タイトルが質問形式でない場合もあります。
例えば以下のようなものです。
葵わかなの中学高校や彼氏を調べた!かわいい画像や動画も!
(質問形式でない)
葵わかなの中学高校や彼氏は?かわいい画像や動画も調べた!
(質問形式)
この2つはどちらも特に問題なく、それほど大差がない気がします。
それ以外にも、『何かのまとめ』というタイトルもあります。
ガンダムXXの続編情報をまとめてみた!イベントパンフの事後通販も
このようなまとめのパターンはどう解釈すれば良いのでしょうか。
まとめパターンに対する私の仮説は以下のとおりです。
一つの大きな質問疑問ではなく、小さい情報が集まって意味のあるテーマの場合は「まとめパターン」が適するのでは。
ファッションコーデなども、まとめパターンなのだと思います。
何を指針にすれば良いのか
どのパターンでも共通するのは、
検索ユーザーの頭に浮かんだ文章(質問に限らない)を出来るだけ再現したタイトルを付ける
という基本的な考え方なのではないかと思います。
もっと上位概念で考えると、
検索ユーザーには極力、脳みそを使わせずに堕落させる
その為には、以下のポイントを実践するのが良いと思います。
・検索者の頭に浮かんだ文章を忠実に再現
⇒文章を脳内で変換する労力を使わせない
・検索者が思いつきやすいワードを使う
⇒難しい検索ワードを考えさせない
※思いつきやすいワードの典型例が「関連キーワード」
・キーワードを詰め込みすぎない
⇒タイトルは、ぱっと見で理解させる
まとめ
そんなの当たり前で以前からやっているよ!
全てがそれに当てはまるわけじゃないよ!
って言われそうですが、その通りですね。
おそらく直感的に理解していることだろうと思いますし、全てに当てはまるわけではありません。
検索ユーザーの脳内はあくまでもイメージ化されたものなので、
脳内イメージとタイトルの一致率を上げる
というのが、今回の事例の上位概念になると思います。
トレンドブログでのタイトル付けの考え方として立てた仮説ですが、他のブログのタイトルにも考え方は応用できるかもしれません。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。