こんにちは。あべぞうです。
ネットビジネスと聞いて『なんか怪しい』と感じる方は実は多くいるんだと思います。
中には、ネットワークビジネスと混同している場合もありそうです。
ネットビジネスが怪しいと感じる理由のひとつに、稼ぐ仕組みが分からないというのがあると思うのです。
稼ぐ仕組みが真っ当なものなら、怪しいと感じることも無くなるのではないでしょうか。
この記事では、ネットビジネスの稼ぎの仕組みを簡単に解説していきます。
正直に言うと怪しい部分は無いことはないですが、本質的にはどれも怪しくないと私は思います。
ネットビジネスは怪しい?
ネットビジネスとネットワークビジネスの違い
まず、最初に言っておきたいのは、ネットビジネスはネットワークビジネスではないですよ!っていう事です。
ここは大丈夫でしょうか。
ネットビジネスは、インターネットを利用したビジネスのことです。
狭い意味では、『個人がインターネットを利用して稼ぐこと』といって良いかもしれません。
インターネットが普及したことで、個人が稼ぎやすい環境がものすごく整備されたのです。
副業解禁の動きや、老後資金が2000万円足りない問題もあり、最近注目されている稼ぎ方です。
ネットワークビジネスは、マルチ商法に代表されるようなピラミッド型の組織を作って、新規会員を増やすことで紹介元に報酬が入る仕組みの総称です。
よく聞くネズミ講は違法ですが、合法のマルチ商法もあります。
ネットワークビジネスの『ネットワーク』とは、人の繋がりの事を示しているのですね。
ネットビジネスは怪しいのか?
『ネットビジネスが怪しいか、怪しくないか』という質問は、『リアルビジネスは怪しいか、怪しくないか』という質問に似ています。
リアルなビジネスだって、怪しいものはいくらでもありますからね。
ただ、資金力も才能もない個人が莫大に稼ぐ事が出来てしまうという意味では、十分に怪しいですね!
具体的なネットビジネスについて、稼ぎのしくみと怪しさを感じるポイントをチェックしてみましょう。
ネットビジネスの稼ぎの仕組みを簡単に解説
良く知られているネットビジネスは以下のようなものがあります。
- アフィリエイト(紹介ビジネス)
- 転売(せどり)
- 仮想通貨
- 在宅ワーク(ライターなど)
- Youtuber
初心者にやり易いネットビジネスを挙げてみました。
順にみてみましょう。
アフィリエイト(紹介ビジネス)
アフィリエイトの仕組み
最近は朝の情報番組でも耳にする機会のあるアフィリエイト。
日本語にすると紹介ビジネスとなり、一気に怪しい感が増大しますね。
先程のネットワークビジネスも紹介ビジネスなので、何となく同じようなイメージで語られてしまうのかもしれません。
アフィリエイトでの紹介とは、基本的には自分のブログに書いてある商品紹介記事を読んでもらい、自分のブログを通じて購入されたものに対して、紹介料がもらえるという仕組みです。
※紹介する手段はブログだけでは無いのですけど、ここでは省略します。
お友達や親戚に、壺や保険を売るわけではありません。
登場人物は、『広告主』『代理店』『ブログ運営者』『商品購入者』の4人です。
代理店のことをASP、ブログ運営者のことをアフィリエイターを呼びます。
ブログ運営者は代理店に登録をして、広告のリンクを入手します。
広告のリンクを自分のブログに貼り付けた状態で、その広告に載っている商品をおすすめする記事を書けば、広告がクリックされやすくなります。
クリックされた先のページで実際に商品が購入されれば、ブログ運営者に紹介料が入るという仕組みです。
製品が購入されなくても、広告を見るためにクリックされただけで、報酬が貰える仕組みもあります。
アフィリエイトの怪しいポイント
アフィリエイトの怪しさポイントはどこにあるでしょうか。
よく問題になるのは、ブログ運営者が個人なので、商品の誇大広告が行われやすいという事があります。
誇大広告を見て買った購入者が、広告主にクレームを付ける可能性はありますね。
また、売れる商品のジャンルですと、月にウン億円の紹介料を得ている主婦もいるという世界です。
ただそれは怪しい事をしている訳ではなく『それだけの市場規模があって、ネットの整備によってそこに個人が入り込めるようになった』ということです。
ただ、月にウン億円の紹介料を得ている主婦と聞いて、怪しい!と思わない人はかなり少数派でしょう。
転売(せどり)
社会問題にもなっている転売です。
業界用語では、せどりとも言います。
転売(せどり)の仕組み
安く買って、高く売る。それだけです。
売るためのシステムは、アマゾンだったり、ヤフオク、メルカリなど何種類かあります。
転売(せどり)の怪しいポイント
転売の最大の問題は、限定商品や取るのが大変なチケットなどを、転売屋が買い占めて高く売るのが簡単にできてしまうことにあります。
結果的に貴重になったものを、高値で売るのは普通のことですが、最初から利益目当てで買い占める事が出来てしまうのが、怪しさを感じさせるポイントとなっています。
おひとりさま2点限定などとしても、転売屋さんは人を雇って買い占めにかかります。
最近は東京オリンピックのチケットも、転売対策で決められたルートでしか売却出来ないようになっていたり、ライブチケットも顔認証などの転売対策技術が出てきています。
仮想通貨(ビットコイン)
仮想通貨(ビットコイン)の仕組み
仮想通貨の稼ぎの仕組みも簡単です。
通常の為替取引のように、他の通貨に対して値動きをしますので、安い時に買って、高い時に売る。
ただそれだけです。
ちなみに、ビットコインというのは数ある仮想通貨の一つであって、仮想通貨全体の総称ではありません。
仮想通貨(ビットコイン)の怪しいポイント
『仮想』という言葉だけでも、怪しさ要素が漂っていますよね。
一般的にお金といえば、国が管理するものですが、仮想通貨は中央で管理する人がいません。
利用する人全員で管理して、中央で管理する人がいないという点が画期的であり、未来の大発明となる可能性を秘めています。
ただ、早い段階で投機の対象となってしまったので、億を稼ぐ人が出る一方で、大事な資産を無くしてしまう人も相当数いたと思われます。
円ドルなどの為替よりも取引規模が小さいために、値動きが激しいのもギャンブル的です。
また、ニュースにもなったコインチェックの流出事件なども、仮想通貨に怪しさを感じさせる要因になっていると思います。
在宅ワーク(ライターなど)
すこしのスキマ時間に、ライターなどでお金を稼ぎたいと考えている人は、増えているのではないでしょうか。
在宅ワークは、主婦の方だけでなく、サラリーマンのお小遣い稼ぎとしても注目されていると思います。
在宅ワークで稼ぐ仕組み
一般的には、ランサーズやクラウドワークス、シュフティなどに代表されるクラウドソーシングサービスに登録して、仕事を受注することになります。
記事を書いたり、アンケートに答えたり、データ入力を行ったり、というのが初心者には取り組みやすいものでしょう。
ライターであれば、1記事いくらという作業単位で報酬を貰うのが通常です。
ライティングやイラスト、プログラミングなどのスキルが高いほど、仕事の報酬も高くなっていくでしょう。
在宅ワークの怪しいポイント
仕事の発注者が企業の場合もありますが、個人の場合も少なくないです。
良くない個人の発注者に当たってしまう場合も無いことはないでしょう。
また、初心者ライターさんなどは、どうしても報酬が低くなってしまうので、費やした時間に対しての時給を計算すると、高校生のアルバイトの方がよっぽど多く貰っているでしょう。
一般的な内職と比べて報酬がどうなのかは、後日調査してみます。
Youtuber
今や子供のなりたい職業の上位にランクするユーチューバー。
はじめしゃちょーやヒカキンさんなどのトップでなくても、相当稼いでいるのではないでしょうか。
Youtuberで稼ぐ仕組み
動画に広告を出すと1再生されるごとに報酬が入るという仕組みが基本となっています。
動画の再生回数と再生時間が評価の対象となっています。
有名ユーチューバーになると、企業から直接広告収入を貰うような契約もあります。
Youtuberの怪しいポイント
動画が再生されれば、広告収入は増えていきますので、それほど怪しいポイントは見当たりません。
ただ、視聴者に飽きられないためには、毎日のように動画をアップし続けたり、前回より過激なことを行う必要が出てきます。
労働環境としてはブラックだと思います。
ネットビジネスは怪しい?のまとめ
稼ぎの仕組みを知ることで、怪しい部分とそうでない部分が、おぼろげながら分かってきたのではないでしょうか。
結果的にどのネットビジネスも怪しいポイントはありました。
ただ、どの稼ぎ方も仕組みとしては、人を騙してお金を稼ぐというものではありません。
もちろん騙そうとしている人がいないとは思いません。
でも大抵の人は正当に稼いでいますので、ネットビジネスはおおよそ怪しくないと言って良いのではないでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。