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アマゾンアカウントの売買の一部始終を暴露します!いくらで売れた?

『アマゾンでせどりをやっていたけど、もうやめちゃった。』という方は、意外と多いのではないでしょうか。

数年前には本屋さんにも、アマゾンせどりの本が沢山並んでいた時期がありました。

先日、訳ありサイトを売却したサイト売買Zさんの案件一覧を見ていると、アマゾンアカウントがいくつか売却に出されている事に気づきました。

しかも、30万円とか50万円とか結構高額の売値がついています。

 

実は私、あべぞうも過去にアマゾンでのせどりに取り組んでいた事があり、その時のアカウントが放置状態となっていました。

これはもしかしたら高値で売れちゃうのかも・・・

どうせ放置していて今後再開することも無いと思ったので、売却に出してみることにしました。

すると・・・

20万円で売却することが出来ました!

アマゾンでせどりを過去にやっていて、現在は放置している状態の方がいれば、売却の検討をするのも良いのではないかと思います。

では、アマゾンアカウント売買の一部始終を暴露していきます。

アマゾンアカウントが売買されていることを知る

今回のアマゾンアカウント売却には、サイト売買Zさんを利用しました。

サイト売買Zさんを選んだのには、それほど深い理由はありません。

訳ありサイト売買で使わせて頂いたので『担当者の方に直接メールで相談することが出来た』という程度の理由です。

この記事を執筆している時点で、サイト売買Zさんの売却案件一覧からアマゾンアカウントを抜き出すと以下のようになっています。

20万円から30万円くらいの価格帯が結構成約済みとなっています。

40万円以上は受付中の案件が多い印象です。

 

私としては、『20万円で売れるなら全然オッケー!』と思っちゃいました。

だって、放置しているアカウントですよ。

先日売却した訳ありサイトの8万円に比べて、2倍以上の価格ですよ。

 

サイトを売却して気持ち的にも勢いがついているので、アマゾンセラーアカウントも試しに売りに出そう!と心に決めました。

 

サイト売買Zさん以外のサイトは、チラ見した程度です。

例えば「サイトマ」さんの記事を読むと、こんな事が書いてありました。

最近アマゾンの売却問い合わせが毎日のようにあります。

みなさんの共通点は「最近アマゾンアカウントが売れると知った」です。

(中略)

サイトマの場合は、そういったアカウントのみは取り扱いしておりません。

売り手が実際に運営していたビジネス自体、ごっそり譲渡できるもの、且つ、売上も出ているものしか取り扱いいたしません。

サイトマ 高値でサイト売買されるアマゾンアカウントはこれだ!

サイトマさんの場合は、アカウントのみの取扱いではなく、在庫や仕入先なども含めた事業まるごとの譲渡だけを扱うということなのですね。

 

私の場合はそのような事業を行っている状態ではないですし、売れたらラッキーくらいのノリだったので、他の売買サイトを比較検討するほどの気持ちもありませんでした。

ですので、一度売買したことのあるサイト売買Zさんに売却案件登録をすることにしました。

アマゾンアカウント売却案件の登録をした

売却の登録フォームに記載した内容は以下のとおりです。

サイト概要
2015年から運用している優良なAmazon小口アカウントです。小口と大口を変更可能。

アピール内容
2015年の11月から運営しており、現在は小口で放置状態となっています。
小口から大口の変更、大口から小口の変更の両方が出来ました。
小口にすれば、月額費用もかかりません。

販売実績は以下のとおりです。
評価数10、星4.9、販売数37
FBA登録済み

主に中古ゲームを出品しておりました。
出品規制に関しては、アカウントによって変わるようなので、ご要望の品を個別確認いたします。

また、アカウント健全性は以下のとおりです。
【カスタマーサービスのパフォーマンス】
注文不良率 なし
低い評価 なし
Amazonマーケットプレイス保証 なし
チャージバック なし

【商品規約の遵守】
知的財産に関する苦情 0件
商品の信頼性に関するお客様からの苦情 0件
商品のコンディションに関する苦情 0件
商品の安全性に関するお客様からの苦情 0件
規約違反の出品 0件
制限対象商品に関する規約違反 0件
購入者の商品レビューポリシー違反 0件

不明な点があれば、問い合わせ下さい。よろしくお願いいたします。

販売数37件で、評価を貰ったのが10件、星は4.9です。

実績は少なめだったので、あまりアピールポイントにはならないと思いました。

出品規制は買主さんの希望があれば調査するという旨を記載し、アカウント健全性も全項目記載しました。

登録したのは、2019年5月8日です。

希望価格は、他の出品者よりも低めの20万円としました。

 

実は売却案件を登録する前に、サイト売買Zさんの担当者にメールで相談をしています。

その時の返答としては、このようなものでした。

申し訳ありませんが、Amazonアカウントは人気がなく、
すでに掲載している案件も多数売れ残っている状態です。

評価数の多いアカウントも売れ残っています。

15万~20万円程度の金額におさえて出品されるのであれば売れる可能性はありますが、それ以上の金額を狙われると厳しいかと思われます。

この返答を素直に受け止めて、15万円の希望価格にしようとも思いましたが、訳ありサイト売却の経験からすると、サイト売買Zさんは低めの売値設定を勧めてくる傾向があると感じていました。

それもあって、他の案件と比較して相対的に安い価格である20万円を希望価格としてチャレンジすることにしました。

購入希望の方から問い合わせが来た

案件を登録した2日後の5月10日に、前向きに購入を希望している方がいるとの連絡がサイト売買Zさんから来ました。

その時に希望されたのが、以下の2点です。

アカウントの健全性の全ての画面のキャプチャー
管理画面側から見た評価画面一覧のキャプチャー

全部の画面をスクショして送付しました。

 

すると5月13日に正式に20万円で購入したいとの連絡が来ました。

他に購入を検討している方がいなかったので、その方に売却することを決めました。

 

ここまでのやり取りはサイト売買Zさんを仲介して行われました。

買主さんと、売主さんである私の直接のやりとりはこの後始まります。

売却の意思を伝えてから契約の締結までにやったこと

その後は、買主さん、売り主である私、サイト売買Zさんの3者でメールのやり取りをしながら契約の締結に移っていきます。

この後の流れは以下のようになります。

契約書の内容をチェック

契約の詳細条件を詰める

懸念事項の払拭(私の場合はクレジットカード情報の削除方法)

・オンライン契約サービスを利用した電子契約

・実際の譲渡作業(買い主と売り主で行う)

順に説明していきます。

契約書の内容をチェック

契約書の素案はサイト売買Zさんが作ってくれたものを確認する形です。

ワードとpdf形式のファイルをメール添付で送って頂けますので、内容を確認します。

契約の詳細条件を詰める

今回はアマゾンアカウントの譲渡のみなので、特にそれ以上詰める条件はありませんでした。

懸念事項の払拭(クレジットカード情報の削除方法)

私が譲渡の際に懸念に感じていたことは、クレジットカード情報の削除に関してでした。

アマゾンセラーの管理画面からは、自分のクレジットカード情報を増やすことは出来るのですが、削除することが出来ないのです。

私はメインで使用しているカードを含む、3つのカードを登録している状態でした。

カード情報を消せないまま譲渡するのは、さすがに危険すぎます。

 

という事で、クレジットカード情報を消す方法が無いかと色々と探しました。

検索してもあまり良い情報が見つかりませんでした。

そんな時にふと思ったのが『通常のアマゾンページにログインしたら情報の変更が出来るかも』ということでした。

通常のアマゾンページとは、買い物をするショッピングのページですね。

 

ショッピングページに、セラーのアカウントでログインして確認しました。

すると、ショッピングページとセラー管理画面のクレジットカード情報が同じものであることが確認できました。

しかもショッピングページではクレジットカード情報が削除できます。

 

すかさずショッピングページでカード情報を削除すると、セラー管理画面にも反映されているじゃないですか!

アマゾンセラーアカウントの管理画面からクレジットカード情報を削除できずに心配している方もこれで安心ですね。

セラーのアカウント情報でショッピングページにログインすれば、クレジットカード情報を削除できる。

オンライン契約サービスを利用した電子契約

私の懸念点はこれで払拭されたので、スッキリして契約に進みました。

今回はオンライン契約サービスの『クラウドサイン』で電子契約を行いました。

初めて使用しましたが、これは便利ですね。

紙の書類のやり取りなしに、契約出来るのは早いし安いし、素晴らしいサービスです。

 

この記事を書きながらふと思ったのは、『最悪、クラウドサインが無くなってしまった場合はどうなるのだろう』という事です。

これは後ほど調べて記事にしてみたいと思います。

 

今回の契約では、買主さんがクラウドサインにアカウントを作成して、契約の手続きを進めるよう、サイト売買Zさんからの指示がありました。

売り主である私は、アカウントを作成することはなく利用することが出来ました。

ちなみに契約書においては、売り主と買い主の2者間の契約となります。

 

サイン前に契約書を最終確認しました。

最終確認にて契約日の間違いに気づいたので、修正してもらいました。

念の為の最終チェックはしておくべきだなと思いました。

 

これで契約は正式に締結されました。

代金の支払いはエスクローサービスを使用

次は代金の支払いです。

代金の支払いはエスクローサービスという代行サービスを利用しました。

サイト売買Zさんを仲介として代金の支払いを行うものです。

 

売り主である私は代金の支払いはありません。

私が代金を受け取る口座情報だけをサイト売買Zさんに連絡しました。

 

買主さんは指定の口座に譲渡代金と手数料を振り込むような指示を受けていました。

アマゾンセラーアカウントの譲渡(名義変更)作業

「買主さんからの入金を確認した」という連絡がサイト売買Zさんから来たら、いよいよ実際のアカウント譲渡作業に入ります。

 

形式としては、アマゾンセラーにおける『登録者の名義変更』ということになります。

注意点は以下のとおりです。

・クレジット情報を含めすべての情報を一度に書き換える。

・名義変更の際に、双方で同時にログインしない。

アマゾンは乗っ取り対策を結構きちんとやっているのですね。

情報を一度に書き換えないと、アカウントが一定期間ロックされる可能性があったり、同時ログインなどの不自然な操作を行うことへの監視もしているようです。

 

今回の場合は、スカイプで画面共有をしながら、スムーズに手続きが進められるようにしました。

結果として画面共有をしながら手続きを行うのは非常に良かったです。

 

画面共有しても少々手こずりましたので、『チャットワークやLINEなどのメッセージのやり取りで行おうとすると、結構苦労するかもしれない』と感じました。

 

実際にどの部分で苦労したかの詳細は記録を残すのを忘れてしまいました。

記憶を辿ると、氏名、住所や銀行口座などの登録情報の変更にも2段階認証が必要で、私のスマホのSMS(ショートメールサービス)で、Amazonセキュリティーコードを受け取って、それを買主さんに伝えて入力する、という作業が必要でした。

 

また、ネット検索すると『アマゾンのセラーパフォーマンスチームに承認を得る必要がある』という記載も見受けられました。

 

ただ、個人間の名義変更なら特に承認を得る必要はないとの複数の情報もあり、今回の私のケースでは特にアマゾンに承認を取ることはせずに名義変更を行いました。

 

この辺りは、サイト売買Zさんにも相談しましたが、明確なアドバイスは得られませんでした。

画面共有をしながら、何とか名義変更を終了することが出来ました。

譲渡(名義変更)をサイト売買Zさんに伝えて終了

アカウントの名義変更が済んだら、譲渡完了です。

サイト売買Zさんに終了した旨の連絡をしたら、あとは譲渡代金の振込を待つだけです。

アマゾンセラーアカウントを売却した感想

今回の買主さんは専業アフィリエイターさんで、今後複数のアマゾンアカウントを購入して物販を開始する予定とのことでした。

最近のグーグルアップデートを受けて、リスク回避として物販に進出しようという流れもあるのでしょうかね。

 

確かにアフィリエイトのみでの事業は安定しないので、せどりなどの物販と並行して収益の安定化を目指すという考えもあるでしょう。

私自身は、大量に仕入れて大量に売るようなせどりは今後行う事は無いだろうと考えて、売却をしてしまいました。

 

今回の収益は、ブログ記事の外注ライター費や勉強代に使います。

将来への投資資金が出来たという意味では私としては満足しています。

今はアフィリエイトに集中して、軌道に乗ってきたら手を広げるような順番で取り組んでいこうと思っています。

 

この記事がアマゾンセラーアカウントの売却を考えている方の参考になれば嬉しいです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

あ、グーグルアップデートを受けて撃沈したサイトも売買出来ますので、興味ある方は以下の記事をご覧ください!

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